陸上自衛隊北部方面通信群所属の20代の男性陸士長が帰隊時間になっても 帰らなかったとして停職1日の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊北部方面通信群第101指揮所通信大隊に所属する20代の男性陸士長です。
北部方面総監部によりますと20代の男性陸士長は2019年3月24日、勤務の休みを利用して隊舎を外出しましたが、午後10時40分の帰隊時間になっても戻らず、2日後の午前8時20分ごろ捜索中の隊員に千歳市内で保護されました。
北部方面総監部は約束の時間を超えたことに加え、正当な理由なく1日欠勤したとして、この男性陸士長を7月23日付けで停職1日の懲戒処分としました。
聞き取りに対し男性陸士長は「欠勤すれば退職できると思った」と話しているということです。
陸士長が所属する第101指揮所通信大隊の倉松雅章大隊長は「今回このような事態が発生したことは誠に残念です。本人の自覚の欠如によるものであり、判明した事実に基づき厳正に処分いたしました」とコメントしています。